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2024.05.13

三年晩茶について

白川町の茶園は、山あいにあり、朝には霧が立ち込める斜面という、本来、美味しいお茶が育つと言われる条件が揃っています。

ただし、美味しいお茶づくりに条件の良い場所は、急峻な斜面で、高齢者には作業が厳しく、乗用の機械を導入して効率化をはかることも難しく、茶畑を手放す方が増える一方です。

そこで、和ごころ農園では、そういった、放棄されてしまったお茶畑を借り受け、お茶のある風景を再生させる取り組みの一環で、三年晩茶づくりに取り組んでいます!

 

三年晩茶の表記について

日々茶焙でつくる三年番茶は以下の理由により、三年「晩茶」と表記しています。
(一般的には三年番茶の表記です)

①1年のもっとも晩の時期(冬、寒の時期)に収穫されていることを分かりやすく表すため。
②晩のなかにある免の文字の象形は子宮から新生児が生まれる様をあらわしていて、三年晩茶を飲むことで身体がほころび、温まり、健やかな赤ちゃんを沢山授かってほしいとの願いを込めて。

 

三年晩茶の茶園

放棄された茶畑は背丈2m以上にもなります。
ボウボウになった茶畑は、見るのも嫌だと言われ、地域では負の遺産になっていることがほとんどです。

ただ、この三年晩茶については、放棄された茶畑が宝物に変わります。
数年間、農薬は使われず、肥料もなし。野生的に育った茶の木がそこにあります。

その伸び切ったお茶の木から、1mほどの長さで収穫し、茎ごとお茶にします。

 

1cmほどに寸断したあと、茎と葉を風選し、それぞれ、薪火でじっくり丁寧に焙煎します。

その後、茎を7割、葉を3割でブレンドして三年晩茶をつくっています。

身体が温まり、薬効成分が豊富な三年晩茶にするには、少なくとも3年以上、無肥料で野生的に育ったお茶の木から、冬の時期に収穫することが大切です。
(カフェインは限りなく少ないですが、0ではないです)

茎からお茶の甘みが、葉っぱからは香ばしい香りが混ざり合う、身体にすぅ~っと染み渡る、漢方を思わせるお茶です。

 

オススメの飲み方

お茶の成分をしっかり出すために、10分ほど煮出すのがおすすめです。
1Lに10gくらいの茶葉が目安です。
2〜3回、煮出すことが可能です。

 

古くから薬代わりに飲まれてきた梅醤番茶のベースとなるお茶は三年晩茶です。
僕たちも体調が下降気味の時は、寝る前に飲むようにしています。
・塩だけで作ったシンプルな梅干しを1つ
・生姜を少々すりおろし
・醤油を2回しほど
ここに三年晩茶を注いで、梅干しをほぐして頂きます。

 

また、茶粥にしても美味しくいただけます!

 

無肥料で育ったお茶の木から作っていますので、宵越しのお茶も美味しく飲めます。いや、宵越しした方が味がまろやかになることも!
茶葉も賞味期限がありますが、寝かすことで熟成が進みます。
(条件が良ければ数年保存できます)

 

地域のお茶畑の再生につながり、僕たち人間の身体の再生にも貢献してくれる三年晩茶(三年番茶)、是非ご賞味ください!