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2024.11.06

秋のほうじ茶づくりレポート2024

菊花開く
七十二候の一節。

季節は10月13〜17日頃とされます。

 

菊の花が咲く頃に、青空が澄み渡ることを、菊晴れというそうです。
まさに、そんな日に秋のほうじ茶づくりをしました。

来年の初夏、良い一番茶が収穫できるよう、刈り揃える作業や雑草を抜いたりしながら、収穫しました。

お茶というと初夏のイメージですが、この季節でもお茶の香りは癒されますね。
つる性の雑草を取り除き、お茶畑が綺麗に。
来年の収穫もしやすくなります。

新茶を収穫してから約5ヶ月、伸長してきたお茶の木を集め、これをほうじ茶の材料にします。

チッパーの設定を調整して、枝を寸断。
茎と葉に分けます。

春と比べると葉っぱが含んでいる水分が多い印象。
少し高温で水分を飛ばし、じっくり焙煎しました。

身体中が香ばしい匂いになりながら、半日かけて焙煎。
焙煎したては、ほうじ茶の香りの中に、チョコレートのような甘い香りも。

三年晩茶は、焙煎したあと袋を開けるとコーヒーのような、果実の香りを感じます。薪火焙煎の特徴なのでしょうか?
色々な香りを楽しめるお茶が出来上がります。

パリパリの葉っぱに。
回転釜だからこその仕上がりですね。

みんなで試飲して、美味しく頂きました。

春のほうじ茶同様、1煎目よりも2煎目の方が焙じた香りが楽しめます。
中国茶のように、煎を重ねて、香りと味を楽しんでいただけたらと思います。

1回しか仕込めなかったので在庫がある分だけになります。
ショップでお買い求め頂けます。
春と秋のほうじ茶の飲み比べも楽しそう。

 

本日のお茶づくり体験のランチ

 

今後も、お茶づくり体験を定期的に開催してきます!
五感でお茶を楽しみましょう!

次回は冬に三年晩茶づくり体験の予定です。